♠︎遺影写真の撮影は、長生きのおまじない
高齢の方にとって「終活」は身近な問題です。人は誰しも必ず人生の終焉を迎えます。もし自分が亡くなった時、周りに迷惑をかけたくない。そのための身の回りの整理。確かに処分すべきものはあると思いますが、新たに残しておきたいものもあるのです。
♠︎「終活」は自分の人生と向き合う行為
「遺影写真? 縁起でもない」とお感じの方、それは大きな間違いです。昔から、遺影(生前)写真を撮ると長生きするという話はご存知ですか。つまり、そういう気持ちの余裕を持てるのは、心も身体も健康であるからといえるのです。実際、遺影に使われるほとんどは亡くなる10年以上前に撮った写真。ご自身の健康、長寿の記念写真とお考えください。自分史の今を残しておくような気楽な気持ちで、撮っておきませんか。この機会が、この写真が、これから先、元気に生きる糧になるのではないかと思います。
♠︎「気に入らない遺影写真」に手を合わせ続ける不幸
ご葬儀の際、急ごしらえの遺影写真と故人があらかじめ用意した遺影写真では、全然見栄えが違います。著名人や大企業の重役でしたら、いざという時、それなりの写真がお手元にあると思われますが、大多数の方は亡くなった直後で、遺族の気が動転している状態のまま、選ぶ余裕もなく、たまたまあったスナップ写真を遺影写真に使ってしまう場合がほとんど。葬儀屋さんは通夜に間に合うよう「突貫工事」で、背景を消し色を付け、礼服に着替えさせる加工を施して、即席の遺影写真を作り上げます。その素早さといったら、さすがは「餅屋は餅屋」で見上げたものですが、料金もビックリするほど高くつきます。
親族や参列者は、どんなに豪華な祭壇であろうと関係なく、遺影写真に目が向きます。もっと素敵な写真を使えばよかったと悔んでも、もう済んでしまったこと。その「気に入らない遺影写真」はこれから先、法事の度に使われ、手を合わせられるのです。最愛の方であれば、ちょっと気の毒な話。故人も草葉の陰から「撮っておけばよかったなあ」と、頭をかいていられるでしょうね。
さくらフォトファクトリーでは、「旅立ち」に備える生前写真の撮影を行っています。料金も街の写真館で撮る場合と比べて格安です。どこへでも出張撮影いたします。ご自宅、思い出の場所など、お気楽にご希望をお伝えください。